(公社)富山県鍼灸マッサージ師会による会報136号(2016.2)2頁です。
会長 中野邦雄
新年あけましておめでとうございます。会員の皆様におかれましてはお健やかに良き新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。富山県鍼灸マッサージ師会も公益社団法人に移行して今年で3年になります。
本年度も公益事業として「県民公開講座」を9月27日にサンシップ富山で開催致しました。演題は「炭水化物を減らして健康に!」、講師に高雄病院理事長・江部康二先生をお迎えして講演していただきました。富山県だけでなく石川県、新潟県、長野県から230人を超える出席があり、糖質制限の関心の高さを改めて実感致しました。私も一昨年の夏井睦先生の講演を聴講してから、ご飯をお茶碗半分に減らし、一年で体重7キロ、ウエスト7センチ減に成功し、メタボから脱することが出来て大変喜んでおります。今年も県民の皆さんに役立つより良い講座を開催したいと思います。
「学術講習会」「マッサージのボランティア」「全国ビーチボール大会においての競技者に対するケア」も昨年同様に取り組んでいきたいと思います。
昨年の10月31日・11月1日の両日、「富山マラソン」において富山県から医療班として競技参加者のケアを富山市体育館で行いました。2日間で延べ621名の方々にご利用いただき、ご好評いただきました。参加していただきました会員の皆さんのご協力に心より感謝申し上げます。今年も10月30日に「富山マラソン」が開催されます。要請があれば喜んで参加したいと思います。
全日本鍼灸マッサージ師会では医政局との定期協議合同会議において「あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう」の免許は国家資格で厚生労働大臣免許であることを示す保健所長からの身分証を施術所に提示出来るようになりました。また、施術者カード(携帯の身分証)も近々作成されます。会員の皆様は常に身分証を携えて、治療技術に磨きをかけ、県民の皆様が健康で安心した生活を送るための手助けをしてください。
療養費の取り扱いにおいても「鍼灸マッサージを考える国会議員の会」の自民党の国会議員の先生方のおかげで「一部負担でかかれる制度」が着々と進捗しています。
昨年の定時総会で決議された「自民党員職域支部」も入党希望者が70名を超え、今年の定時総会で自民党職域支部の設立総会を行いたいと思います。
鍼灸マッサージ師会を取り巻く環境は大変厳しいものがあります。会員が心を一つにしてこの難局を乗り越えていきたいと思います。会員の皆様のご協力をお願いして年頭の挨拶とさせていただきます。
新年祝賀会 1月24日高志会館にて